普通の就活記録 ── WEBテストのメモ
WEBテスト対策

スマホ・タブレットでWEBテストはどこまで受けられるか

この記事の内容は 2026-09-05 時点のものです。

確認できていない範囲:玉手箱・GAB・CAB(日本エス・エイチ・エル)とTG-WEB(ヒューマネージ)については、受検者向けにスマートフォンの可否を明示した公開ページを見つけられませんでした。この記事で確認できているのはSPIについての線引きだけです。

パソコンを持っていない、あるいは家族と共用で自由に使えない。この状態で就活が始まると、まず引っかかるのがWEBテストです。

結論から書くと、SPIについては「予約と性格検査はスマートフォンでできるが、能力検査はできない」という線が公式に引かれています。タブレットはさらに厳しく、予約の段階から対象外です。

目次

  1. スマートフォンでできること
  2. スマートフォンでできないこと
  3. タブレットは予約の段階から対象外
  4. 携帯電話(フィーチャーフォン)は対象外
  5. パソコンが手元にない場合の考え方
  6. 他の形式についてわかっていること
  7. よくある質問

スマートフォンでできること

SPI3のテストセンターに関するよくある質問には、スマートフォンの推奨環境が独立した項目として載っています。ここに載っているということは、少なくともその場面ではスマートフォンが想定されている、ということです。

  • OS:iPhone iOS 15.0以降/Android Android 10以降
  • ブラウザ:iPhoneはSafari、Androidは標準のブラウザまたはGoogle Chrome

対象になる場面は「会場予約」と「性格検査の受検」です。公式には、予約について「携帯電話からの予約はできません。スマートフォンからの予約は可能です」と書かれています。

性格検査については、パソコンとの違いも公式に説明されています。

検査内容はどちらも同じです。画面のサイズが異なるため、一画面に表示される問題数が異なります。

つまり、出題の内容が軽くなるわけではありません。1画面に出る問題数が減るぶん、スクロールと画面切り替えの回数は増えます。

もうひとつ、受検票の扱いにも影響します。スマートフォンで予約すると印刷ができないため、公式には「テストセンターID」「カナ氏名」「検査名」「会場名」「日程」「ターム」の6項目をA4サイズの紙にメモして持参する、という代替手順が案内されています。罫線入りの紙(ルーズリーフなど)は可、裏紙は不可、上記項目以外は記載しない、という条件付きです。

スマートフォンでできないこと

能力検査の側は、はっきり除外されています。

SPI3のよくある質問の「受検者の動作環境を教えてください」には、WEBテスティングとインハウスCBTについて次の注記があります。

※タブレット、スマートフォンでは受検できません。

テストセンターのオンライン会場についても、推奨環境の表に「デバイス:タブレット、スマートフォンでは受検できません」という行が入っています。オンライン会場はWEBカメラで正面から映す必要があり、フレームレート10fps以上・解像度640×480以上という条件も付いているので、そもそも設計がパソコン前提です。

まとめると、SPIでスマートフォンが使えるのは受検の入口までで、能力検査の本体はパソコンが要ります。

タブレットは予約の段階から対象外

タブレットについては、スマートフォンよりさらに手前で止められます。

タブレット(iPad、android)は推奨環境外のため、性格検査の受検やテストセンター会場の予約はできません。

iPadで就活を回している人は、ここが盲点になります。性格検査を受けられないと、テストセンターの予約が確定しません。公式には、テストセンターの予約は「性格検査の受検を完了した時点で受検予約は確定」となり、期限(予約の操作を行った日の27:00)までに完了しないと仮予約がキャンセルされる、と書かれています。iPadしか手元にないと、この期限を落とす形で予約が消えます。

携帯電話(フィーチャーフォン)は対象外

メールアドレスの登録についても注意書きがあります。

予約画面や性格検査の受検画面は携帯電話には対応しておりませんので、避けてください。スマートフォンは対応しておりますので、ご利用いただけます。

登録するメールアドレスの種類の話に見えますが、実際には受検画面が開けるかどうかの話です。

パソコンが手元にない場合の考え方

用意する順番は次のとおりです。

  1. まず受け方を確かめる。 会場に行くリアル会場の受検なら、能力検査は会場のパソコンで受けます。自分のパソコンは要りません
  2. 性格検査と予約はスマートフォンで進められる。 ここでパソコンを待つ必要はありません
  3. 自宅受検(WEBテスティング・オンライン会場)に当たったら、パソコンを確保する。 大学のパソコン、家族のパソコン、貸出制度など、受検日から逆算して押さえます
  4. 推奨環境を満たすか確認する。 条件はCPU 1GHz以上、メモリ1GB以上(32bitOS)/2GB以上(64bitOS)、解像度は横1,024以上/縦800ピクセル以上、回線はパソコン1台あたり5Mbps相当以上です。オンライン会場だけはメモリ4GB以上・上り下り10Mbps相当以上と条件が上がります

そもそも自分がどの受け方なのかが分からない場合は、受け方・科目名・案内の記載から候補を絞るWEBテスト形式判別ツールを無料で置いています。手元の案内を見ながら選ぶだけで、あてはまる可能性のある形式と、そう考えられる理由が出ます。

なお、リアル会場の受検であれば、公式に「受検料金は必要ですか? 必要ありません」と書かれています。会場受検そのものに費用はかかりません。

他の形式についてわかっていること

玉手箱・GAB・CAB・TG-WEBについては、この記事を書いた時点で、受検者向けにスマートフォンの可否を明示した公開ページを見つけられませんでした。

分かっているのは実施形態の区分までです。日本エス・エイチ・エルの玉手箱Ⅲは実施形態が「Web」、GABとCABは「紙、Web、テストセンター方式」と公表されています。Webでの実施がある以上、端末の条件は企業から届く受検案内か、受検サイト側の記載で確認することになります。

案内に端末の指定が書かれていない場合は、パソコンで受ける前提で用意するのが安全側です。スマートフォンで受けられる形式をスマートフォンで受けるのは自由ですが、逆は当日どうにもなりません。

形式ごとの科目と解き方は、普通の就活記録 WEBテスト解答集(1,480円・税込・買い切り)に主要17形式ぶんをまとめています。

よくある質問

Q. スマートフォンで性格検査を受けると不利になりますか?

有利不利について提供元は説明していません。公式に書かれているのは「検査内容はどちらも同じです。画面のサイズが異なるため、一画面に表示される問題数が異なります」という点だけです。表示のされ方が変わることは書かれていますが、評価が変わるとは書かれていません。

Q. 途中でスマートフォンからパソコンに切り替えられますか?

テストセンターの性格検査については、公式に「再度ログインをしていただきますと、中断したところから受検を再開できます」と書かれています。ただし端末を変えてよいかまでは明記されていません。通信が切れると中断扱いになるので、切り替える前提で始めるより、最後まで進められる環境で始めるほうが確実です。

Q. パソコンを借りて受けるとき、注意することはありますか?

途中で他の人に使われない状態を作ってください。テストセンターのオンライン会場では、カメラを受検者の正面から映す角度に設置する必要があると公式に書かれており、監督者のチェックも入ります。また不正行為の例として「禁止されているもの(情報含む)を持ち込む・使用する」が挙げられているため、共用端末で他のアプリや資料が開いたままにならないようにしておくのが無難です。

Q. iPadで受けられる形式はありますか?

SPIについては公式に対象外です。他の形式については確認できていません。iPadしか手元にない場合は、受検案内が届いた時点で企業の問い合わせ先に端末の条件を確認するのが、いちばん早く白黒がつく方法です。

この記事を書いた人

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