ES使いまわしテンプレ.txt の作り方
エントリーが20社を超えたあたりで、毎回ゼロからESを書くのは無理だと気づきました。そこからテンプレ.txt を作って、各企業向けに必要なところだけ書き換えるようにしました。その作り方の記録です。
目次
テンプレを作る前にやったこと
最初はテンプレを作らずに、毎回その企業のサイトを見ながら書いていました。1社あたり3〜4時間かかって、5社目で力尽きました。
そこで一度、自分の話の素材を一か所にまとめました。
素材.txt
- 大学で力を入れたこと(ゼミ、サークル、アルバイト、長期インターンの有無)
- 高校までの話で使えるもの(部活、行事)
- 自分の性格の良いところ・直したいところ
- 苦手だけど取り組んだ経験
- 失敗から学んだこと
これを書き出すだけで、ESに使える「自分の話」がどれくらいあるかが見えました。
テンプレは3本だけ用意した
ESで聞かれることは、ほとんど3種類でした。
- ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
- 自己PR
- 志望動機
文字数の指定は400字、600字、800字あたりが多かったので、各テンプレは「600字を軸に、削る・足す」で対応できる形にしました。
テンプレ.txt の中身
それぞれ、構造はだいたい同じにしました。
ガクチカ.txt の構造
- 何に取り組んだか(1〜2文)
- その中でぶつかった課題(1〜2文)
- 自分が取った行動(3〜4文)
- 結果と、そこから学んだこと(2〜3文)
自己PR.txt の構造
- 自分の強みを一言で(1文)
- その強みが出たエピソード(4〜5文)
- 仕事でどう活かせると思うか(2〜3文)
志望動機.txt の構造
- その業界に興味を持った理由(2〜3文)
- 業界の中でその会社を選んだ理由(3〜4文)
- 入社後にやりたいこと(2〜3文)
ガクチカと自己PRは、同じエピソードを別の角度から書くことが多かったので、素材は重複OKにしていました。たとえば、サークルで人数集めに苦労した話を、ガクチカでは「課題への取り組み方」として書き、自己PRでは「巻き込み力」として書く、という分け方です。
文字数を変える時は、3項目目の「行動」のところを伸ばすか縮めるかで調整しました。学びの部分を削ると話の締まりが悪くなったので、ここは触らないようにしていました。
企業ごとに書き換える範囲
書き換えるのは志望動機が中心で、ガクチカと自己PRはほぼ固定でした。
書き換える.md
- 志望動機の「業界の中でその会社を選んだ理由」(会社固有の情報を入れる)
- 志望動機の「入社後にやりたいこと」(会社の事業に合わせる)
- 自己PRの最後の1文(その会社で活かせる形に寄せる)
会社固有の情報は、その会社のニュースリリース・採用ページ・社員紹介ページから1つずつ拾いました。複数の会社で同じことを書くと志望度が伝わらないので、ここだけは時間をかけました。
逆に書き換えなくて済むようにしたのは、
- ガクチカのエピソード本体(同じ自分の話なので変えようがない)
- 自己PRの強み部分(業界が大きく変わらない限り、同じ強みで通せた)
- 志望動機の「業界に興味を持った理由」(業界単位でまとめておけば使い回せる)
ここを使い回しできるようにテンプレを作っておくと、1社あたりの作業時間がかなり減りました。
やってみて気づいたこと
- テンプレを作ってから、1社あたりのES作成は40分〜1時間に短くなりました
- 早く出せるようになると、締切に追われずに済むので推敲の余裕が生まれます
- 同じガクチカを使い回しているうちに、面接でも同じ話を自然にできるようになりました
- 業界が大きく違う会社(メーカーとSIerとコンサルなど)はテンプレを別ファイルに分けた方が楽でした
逆に、テンプレに頼りすぎて志望動機が薄くなった会社では、面接で深掘りされて答えに詰まったこともありました。志望動機の部分は手を抜かない、というのが学びでした。
よくある質問
Q. テンプレを使うと「使い回し感」が出ませんか?
A. ガクチカと自己PRは、もともと自分のエピソードなので使い回しても問題ありませんでした。志望動機は会社ごとに書き換える前提なので、テンプレでも違和感は出にくいと思います。
Q. テンプレはどこで管理していましたか?
A. わたしはGoogleドキュメントに1ファイルでまとめていました。スマホからも見られるので、移動中の見直しもできました。
Q. 何社くらいまでこのやり方で対応できましたか?
A. 30社近く受けましたが、最後までこの形で回せました。業界をまたぐ場合はファイルを分けると混乱しにくいと思います。