WEBテストで落ちる時期を、先に抜ける
この記事の内容は 2026-08-27 時点のものです。
ES通過は出るのに、そのあとのWEBテストで止まる。就活の序盤で一番多い詰まり方です。このとき手を打つ先は、たいてい「問題集をもっとやる」ではありません。
目次
落ちる時期の典型的な1週間
3年の冬から春先にかけて、時間の使い方はこういう形になりがちです。
- 月〜金:授業の合間にガクチカを推敲(毎日2時間ほど)
- 土日:ESを書いて出す
- WEBテスト:案内が来てから直前に問題集を1日詰め込み
この配分だと、ESが通っても次のWEBテストで止まります。面接にすら呼ばれない、という形で落ちるので、何が悪かったのかも分かりません。
落ちる原因は対策量ではないことが多い
「もっと問題集をやればいい」と考えがちですが、原因はたいてい別のところにあります。
落ちていた原因.md
- 受ける企業のWEBテストの形式を、事前に調べていない
- SPIの問題集だけで、玉手箱・TG-WEBの企業を受けている
- 形式ごとに時間配分が違うのに、同じやり方で臨んでいる
- 知らない形式の問題で固まって、時間切れになる
つまり、形式ごとに中身が違うことを見落としている状態です。「WEBテスト」とひとまとめに呼びますが、SPIと玉手箱とTG-WEBは別のテストです。問題集の量を増やしても、そもそも違う形式を練習していれば当日は噛み合いません。
形式を1回だけ表にする
対処は単純で、受ける企業の形式を一度だけ表にします。WEBテストの種類がまとまっているページを見ながら、自分の受ける企業を並べるだけです。
形式表.md
| 企業 | 形式 | 制限時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| A社 | SPI(テストセンター) | 言語15分・非言語20分 | 問題は飛ばせない |
| B社 | 玉手箱 | 各セクション短め | 同形式が連続 |
| C社 | TG-WEB | 図形・暗号系あり | 慣れていないと固まる |
形式が分かれば、何を練習すればいいかが決まります。「知らない問題で固まる」という事故は、この一手でほぼ消えます。作業としては1〜2時間で終わるので、企業ごとに毎回調べ直すより早く済みます。受ける企業が多い場合は、まず SPI・玉手箱・TG-WEB の3形式を押さえ、あとは表を見ながら足す形になります。
ガクチカの完成度より、順序が効く
形式整理に時間を回すと、その分ガクチカの推敲時間が減ります。ただ、順序で考えると配分の答えは出ます。
- WEBテストで落ちる → 面接に呼ばれない → ガクチカを話す機会がない
- WEBテストに通る → 面接に呼ばれる → ガクチカは話しながら磨ける
ガクチカは面接で何度も話すうちに削れていくので、最初に完璧にする必要はありません。最初の1本に数時間かけたら、あとは面接で微調整する前提にしておくほうが消耗しません。ガクチカに2時間かけていたうちの1時間を形式整理に回す、くらいの配分が現実的です。
面接に進めると練習量が自動で増える
形式を整理してWEBテストで止まらなくなると、副次的な効果が出ます。面接に進める会社が増えるぶん、面接の練習量が自動的に増えることです。
模擬面接を別に組まなくても、本番の面接そのものが練習になります。逆に言えば、WEBテストで止まっている間は、この「本番で慣れる」機会がゼロのままです。面接がうまくならない原因が、面接対策の不足ではなく、その手前で止まっていることにある場合がある、ということです。