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WEBテスト対策

WEBテストは全部で何種類あるのか:提供元のラインナップを数えた

この記事の内容は 2026-09-06 時点のものです。

「WEBテストは何種類あるのか」を調べると、5種類と書いてある記事も、10種類以上と書いてある記事もあります。数え方の基準が書かれていないので、比べようがありません。

この記事では、まとめ記事を見るのをやめて、提供元が自社の公開ページに何点並べているかを数えました。以下の数は2026年9月6日に各社の公開ページで確認したものです。

目次

  1. 数え方を先に決める
  2. 日本エス・エイチ・エルの製品一覧は26点
  3. そのうち新卒の選考で当たりやすいのは何点か
  4. ヒューマネージのTG-WEBは12検査
  5. リクルートのSPIは受け方が分かれる
  6. 「種類」が食い違う理由
  7. 数える意味があるのはどこまでか
  8. よくある質問

数え方を先に決める

数が食い違うのは、何を1つと数えるかが違うからです。実際には少なくとも3つの数え方があります。

  1. 提供元の製品名で数える(玉手箱Ⅲ、GAB、CAB……)
  2. 受け方で数える(自宅のWeb、テストセンター、紙)
  3. 科目の組み合わせで数える(言語+計数、言語+計数+英語……)

この記事では1の数え方をとります。手元に届いた案内から形式を絞る作業では、製品名が分かれば受け方も科目も後から引けるからです。

日本エス・エイチ・エルの製品一覧は26点

玉手箱・GAB・CAB・IMAGESの提供元である日本エス・エイチ・エルのアセスメント一覧には、26点の製品が5つの区分で並んでいます。

  • パーソナリティ&ビヘイビア:8点(WebOPQ、万華鏡30、ストレス耐性リポート、CHX、TAG、玉手箱Ⅰ、WebMQ、V@W)
  • 総合適性テスト:6点(Graduate +8.0 Job Focused Assessment、GAB、WebGAB Plus One、玉手箱Ⅲ、WebRAB、IMAGES)
  • 職務適性テスト:2点(CAB、CCSQ)
  • シミュレーション演習:4点(グループ討議題材、決裁箱、創造力テスト、羅針盤)
  • その他のツール:6点

ここで気づくことが1つあります。 就活の話でよく出てくる「玉手箱」は、一覧の中では玉手箱Ⅰと玉手箱Ⅲの2点に分かれていて、別の区分に置かれています。この2つがどう違うかは玉手箱・GAB・CAB・IMAGESの関係に書いたので、ここでは「1製品と数えるか2製品と数えるかで総数が変わる」という点だけ押さえます。

そのうち新卒の選考で当たりやすいのは何点か

26点のうち、シミュレーション演習と社内向けのツールを外すと、新卒の選考で名前を見る可能性があるのは総合適性テストの6点、職務適性テストの2点、それに玉手箱Ⅰを足した9点あたりに落ち着きます。

所要時間の合計は公開ページに書かれていて、玉手箱Ⅰの11分から、玉手箱Ⅲ49分・IMAGES 60分・CAB 72~95分・WebRAB 80分・GAB 80-90分までと大きく開きます。11分と90分では、確保しておく時間がまるで違います。

測定項目まで含めた一覧と、玉手箱ⅠとⅢが別物である理由は玉手箱・GAB・CAB・IMAGESの関係に表で整理してあります。この記事では「数がどう数えられているか」に絞ります。所要時間から形式を絞る手順は所要時間からWEBテストの形式を絞れるかにまとめています。

ヒューマネージのTG-WEBは12検査

TG-WEBの提供元であるヒューマネージのラインナップには、12の検査が並んでいます。A8(コンピテンシー適性検査)、E9(エモーショナル・インテリジェンス適性検査)、G9(コーピング適性検査)、Q1(ジョブ・クラフティング適性検査)、B5(ベーシックパーソナリティ適性検査)、W8(チーム・コミュニケーション適性検査)、U1(グローバルリーダーシップ適性検査)、P8(ハピネス適性検査)、i9(判断推理力検査)、C3(考察力検査)、J3(事務処理能力検査)、P3(一般常識検査)です。

12のうち、能力を測ると名前に書かれているのはi9・C3・J3・P3の4つで、残る8つは性格・行動の側です。「TG-WEBは難しい」という話は主にi9やC3のような能力側の検査を指していますが、実際に何が組まれるかは企業ごとに違います。

TG-WEBのトップページには「導入3,200社以上 年間60万人以上が利用」と書かれ、受検方式としてTG-WEB、TG-WEB eye(AI監視型WEBテスト方式)、テストセンター方式の3つが挙げられています。

なお、就活の場でよく使われる「従来型」「新型」という呼び方は公開ページには出てきません。この件はTG-WEBの「従来型」「新型」は公式の呼び方ではないに整理しました。

リクルートのSPIは受け方が分かれる

SPIは製品としては1つですが、受け方が分かれます。SPI3の大卒採用向けページには「性格検査」と「基礎能力検査」を実施すること、テストセンターには「リアル会場」と「オンライン会場」の2種類があることが書かれています。テストセンターについては、同じSPI3-Uのページに「※2022年10月11日受検分より オンライン会場含む」という注記も付いています。

同じページには「年間16,500社※の利用実績」(※2026年3月期実績)「ご利用企業の約67%が中小企業」「40年以上のご提供実績」という数字も出ています。受け方の違いはSPIの受け方は4つあるにまとめました。

「種類」が食い違う理由

ここまでを並べると、数が合わない理由がはっきりします。

  • 提供元をまたいで数えると、SHLの9点+TG-WEBの4点+SPIで14前後になる
  • 性格検査まで含めると、SHLだけで26点、TG-WEBで12検査になる
  • 受け方まで割ると、SPIが4つに、GABとCABがそれぞれ3形態に増える
  • 提供元がここに挙げた3社以外にもあるので、どの数え方でも取りこぼしが出る

つまり「WEBテストは◯種類」という数字は、数え方を書かないかぎり意味を持ちません。

数える意味があるのはどこまでか

実務としては、全部の種類を覚える必要はありません。必要なのは次の2つだけです。

  1. 手元の案内がどれを指しているかを絞ること
  2. その形式の所要時間と科目を先に知っておくこと

案内から絞る手順は自分が受けるWEBテストの形式が分からないときに確認する順番に、案内のURLから読める範囲は受検案内のURLやドメインでWEBテストの形式は分かるのかに書いています。案内の情報を入れて絞るWEBテスト形式判別ツールも無料で置いています。

形式ごとの科目と解き方は普通の就活記録 WEBテスト解答集(1,480円・税込・買い切り)に主要17形式ぶんをまとめています。

よくある質問

Q. 全部の形式を対策する必要はありますか?

その必要が出るのは、応募先の形式が全部バラバラだった場合だけです。SHLの製品どうしはパーソナリティの回答形式が共通で、玉手箱Ⅲ・GAB・CAB・IMAGESのいずれのページにも「4つの行動に関する記述の中から、自分に最も近いものを一つ、最も遠いものを一つ選び、職務上の行動特性を予測します。」と同じ文が書かれています。共通する部分は一度やれば効きます。

Q. 一覧に載っていない形式に当たることはありますか?

あります。この記事で数えたのは3社ぶんで、適性検査を提供している会社は他にもあります。案内に書かれた名前を検索しても出てこないときは、提供元のドメインから当たるほうが早いです。

Q. 「玉手箱」と案内に書かれていたら玉手箱Ⅲですか?

公開ページからは断定できません。一覧には玉手箱Ⅰと玉手箱Ⅲの両方があり、所要時間も測定項目も違います。案内に書かれた所要時間が11分前後なら性格側、49分前後なら言語・計数・英語を含む側、という当て方はできます。

Q. 数が多くて手が止まります。何から見ればいいですか?

まず案内に書かれた所要時間を見てください。次に科目名、次に受検URLのドメインです。この3つで大半は絞れます。名前を全部覚える必要はありません。

この記事を書いた人

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