28卒がインターンのWEBテストで落ちた時
この記事の内容は 2026-08-27 時点のものです。
確認できていない範囲:通過基準(ボーダー)は企業から公表されておらず、この記事に具体的な合格点は書いていません。落ちた理由の切り分けも、検査の仕組みとして一般に説明されている範囲からの整理で、個別の判定結果を説明するものではありません。
インターンのWEBテストで落ちたあと、まず知りたくなるのは「何点取れば通ったのか」だと思います。ただ、この問いには答えが出せません。通過ラインを公表している企業はほとんどなく、点数の開示もされないためです。それでも、落ちた原因を絞り込んで次に直すことはできます。28卒の夏・秋のインターン選考でWEBテストが通らなかった場合を想定して、ボーダーが分からない前提で何が確認できるのかを並べます。
目次
- 「ボーダー」が分からない理由
- そもそも落ちたのがWEBテストとは限らない
- 落ちた原因を4つに切り分ける
- 能力検査でつまずいた場合に直せること
- 性格検査でつまずいた可能性がある場合
- 同じ企業をもう一度受けられるか
- 冬インターン・本選考に向けて残る時間
- よくある質問
「ボーダー」が分からない理由
WEBテストの通過基準が分からないのは、次のような事情が重なっているためです。
- 企業が通過ラインを公表していない
- 受検者に点数が開示されない形式が多い
- 同じ検査を使っていても、企業ごとに基準の置き方が違う
- 能力検査だけでなく、性格検査や他の選考要素と合わせて見られていることがある
ネット上には「何割で通る」といった数字が出回っていますが、出所をたどれるものはほとんど見当たりません。出所が確かめられないため、この記事にも具体的な点数は書いていません。基準が分からない以上、「あと何点だったか」を考えるより、「次に直せる部分はどこか」に切り替えたほうが前に進みます。
そもそも落ちたのがWEBテストとは限らない
不通過の連絡は、どの段階で落ちたかまで教えてくれません。
| 落ちた可能性のある段階 | 分かること |
|---|---|
| ES | 内容・設問への答え方 |
| 能力検査 | 手応え(正答数は不明) |
| 性格検査 | ほぼ分からない |
| 応募者数の都合 | 分からない |
インターンは募集枠が本選考より小さいことも多く、選考基準以外の要因が絡む可能性もあります。「WEBテストで落ちた」と決めつけて能力検査の対策だけを増やすと、原因が別のところにあった場合に空振りします。まずは切り分けから始めるのが順番です。
落ちた原因を4つに切り分ける
受検直後の記憶が残っているうちに、次の4つを自分に確認してみてください。
- 時間切れになったか … 最後まで到達できなかったなら、原因は知識より時間配分
- 知らない形式で固まったか … 出題の型を知らなかったなら、原因は対策範囲のズレ
- 最後まで解けたが自信がないか … 純粋に精度の問題
- 性格検査を急いで埋めたか … 能力検査以外の要因
1と2は、対策の方向がはっきりしている分だけ直しやすい部類です。3は積み重ねが要ります。4は対策の不足ではありません。受け方の問題です。この切り分けの考え方はWEBテストに落ちる原因、他に3つでも扱っています。
能力検査でつまずいた場合に直せること
2の「知らない形式で固まった」に当てはまるなら、まず受けた検査が何だったかを特定するところからです。名前が分からないまま問題集を買うと、対策の中身がずれます。
- 画面の見た目・制限時間・設問の並び方から形式を推定する
- 受検案内メールに検査名や実施方式の記載がないか読み返す
- 同じ形式が連続して出たか、科目が切り替わったかを思い出す
SPIと玉手箱は特に混同しやすい組み合わせで、SPIと玉手箱の違い(科目・電卓)に科目・電卓の扱い・実施方式の違いを整理しています。形式そのものの見分け方はWEBテストの種類の見分け方のほうにまとめてあります。
1の「時間切れ」に当てはまる場合は、解ける問題を増やすより、捨てる判断を早くするほうが先に効くことが多いです。形式ごとに1問あたりの目安時間を決めておくと、迷っている時間そのものが減ります。
性格検査でつまずいた可能性がある場合
性格検査は結果が分からないため、原因として確定させることはできません。ただ、次のような受け方をしていた場合は、改善の余地があります。
- 質問数が多く、後半を流し気味に答えた
- 能力検査のあとに疲れた状態で受けた
- 「良く見せる答え」を場面ごとに変えて選んだ
性格検査には回答の一貫性を見る仕組みがあると説明されることが多く、質問ごとに答えの方向がぶれると目立ちやすくなります。正解を作る対策は要りません。落ち着いて答えられる状態を確保する、という意味での準備です。この論点は性格検査、正直に答えすぎて落ちた話に詳しく書いています。
同じ企業をもう一度受けられるか
インターンで落ちた企業に本選考で応募できるかは、企業の方針によって異なります。募集要項に書かれていることもありますが、記載が無い企業も少なくありません。
検査によっては、一定期間内の再受検の扱いにルールが設けられています。ここは形式ごとに違うため、受検案内や検査の公式案内を確認するのが確実です。一律に「大丈夫」と言える範囲ではありません。
冬インターン・本選考に向けて残る時間
夏や秋のインターンで落ちた時点は、本選考から見ればまだ手前です。ここで原因を1つ特定して潰しておくと、同じ形式でもう一度つまずく可能性が下がります。
- 受けた検査の名前と、つまずいた箇所をメモに残す
- 次に受ける企業の形式を、応募の段階で確認する
- 苦手だと分かった形式を1つだけ選んで、先に手を付ける
全形式を均等に対策しようとすると、どれも中途半端になります。落ちた回は、苦手な形式が1つはっきりしたという意味で、次の優先順位を決める材料になります。
よくある質問
Q. WEBテストのボーダーは何割ですか
公表されていないため、確かな数字は分かりません。出回っている割合の数字も出所をたどれるものが見当たらないため、この記事では扱っていません。
Q. 落ちた理由を企業に聞けますか
インターン選考の結果理由は開示されないことが一般的です。問い合わせても回答が得られない前提で、自分側の記録から切り分けるほうが早いです。
Q. 手応えは良かったのに落ちました
能力検査だけで判断されているとは限りません。性格検査、ES、募集枠の都合など、受検者側からは確認できない要因が複数あるためです。
Q. 同じ検査をすぐ受け直すことになりました
形式によって再受検の扱いが違います。受検案内や検査の公式案内に記載があることが多いので、そちらを確認してください。
Q. まず何から手を付ければいいですか
受けた検査の形式を特定するところからです。形式が分からないままでは、対策の範囲を絞れません。普通の就活記録 WEBテスト解答集(1,480円・税込・買い切り)は主要17形式の出題の型をまとめたノートなので、どの形式でつまずいたか見当をつける用途にも使えます。