夏に落ちた形式を、9月にもう一度調べ直す
この記事の内容は 2026-09-06 時点のものです。
夏インターンの結果が出そろうのが8月から9月です。ここで手応えの無かった形式をそのままにすると、秋冬インターンと本選考で同じところに当たります。
9月のうちなら、受けたときの記憶がまだ残っています。使うのは体験談ではありません。提供元が公開している科目の説明です。以下は2026年9月6日時点の記載です。
目次
9月に調べ直す理由
理由は2つです。
- 記憶が残っているうちにやるほうが精度が高い。 どの画面で止まったか、何問目で時間が来たかは、時間が経つと思い出せなくなります
- 秋冬の応募が始まる前に終わる。 案内が届いてから調べ始めると、対策の時間が残りません
秋冬インターンでWEBテストが挟まる位置は28卒の冬インターンWEBテストはいつ来るかに書いています。落ちた直後の整理は28卒がインターンのWEBテストで落ちた時に書きました。
手順1:受けた形式を特定する
夏に受けたものが何だったか分からないまま「対策」を始めるのが、いちばん無駄が出ます。手元に残っているもので特定できます。
- 受検案内のメール。 受検URLのドメインが手がかりになります(受検案内のURLやドメインでWEBテストの形式は分かるのか)
- かかった時間。 所要時間合計は形式ごとに公開されています
- 出た科目名。 「四則逆算」「図表」「命令表」などが覚えていれば、そこで決まります
案内の情報を入れて候補を出すWEBテスト形式判別ツールも無料で置きました。
手順2:科目の説明を読む
形式が絞れたら、提供元の公開ページで科目の説明を読みます。ここに書かれている文が、そのまま「何を測られていたか」です。
- 玉手箱Ⅲ:測定項目は「言語・計数・英語・パーソナリティ(OPQ)」です。所要時間合計49分、実施形態Web。計数理解テスト(四則逆算)は「簡単な四則演算を組み合わせた等式中の未知数を求めるための、迅速で正確な『推理能力』を見ます。」、言語理解テスト(大意把握)は「1000文字程度の長さからなるエッセイを読み、筆者の訴えたい趣旨を正確に判断する能力を測定します。」
- GAB:測定項目「言語・計数・英語・パーソナリティ(OPQ)」、所要時間合計80-90分。計数理解テスト(図表理解)は「図表を理解する能力、また四則演算や百分率計算を正確に速く行える能力、求められている解答を得るためにもっとも効率的な作業手順を案出する能力を測定しています。」
- CAB:測定項目「四則逆算・法則性・命令表・暗号・パーソナリティ(OPQ)」、所要時間合計72~95分
- WebRAB:測定項目「言語・計数(推論)・パーソナリティ(OPQ)」、所要時間合計80分。計数は「数的データをもとに、正しい判断や推論を行う能力を見ます。計算能力ではなく、理解と評価の能力に重点をおいています。」
説明を読むと、自分がやっていた練習と噛み合っていなかったことに気づく場合があります。 四則逆算が出る形式に図表の練習を当てていた、というのがその典型です(玉手箱の計数でつまずくところ)。
手順3:解けなかったのか、時間が足りなかったのかを分ける
ここが分岐点です。同じ「できなかった」でも、やることが正反対になります。
時間が足りなかった場合。 所要時間合計は玉手箱Ⅲで49分、WebRABで80分、GABで80-90分、CABで72~95分です。この中に複数科目が入るので、1問あたりに使える時間は長くありません。対処は解法ではなく解く順番と捨てる判断です。
解き方が分からなかった場合。 科目名に合った練習をやり直します。玉手箱Ⅲの計数と GABの計数は、公開ページの時点で説明が別です。
どちらか分からない場合。 同じ形式の問題を、時間を計って解き直してください。時間内に解き切れないなら前者、時間を無制限にしても解けないなら後者です。
落ちる原因の切り分けはWEBテストに落ちる原因、他に3つにも整理しました。
科目名から分かること
科目名を並べると、秋以降に何が要るかが見えます。
| 受けた形式 | 計数側で出るもの | 英語 |
|---|---|---|
| 玉手箱Ⅲ | 四則逆算 | あり |
| GAB | 図表理解 | あり(実施形態に条件あり) |
| IMAGES | 暗算 | あり |
| WebRAB | 推論(計算能力ではないと明記) | なし |
| CAB | 四則逆算・法則性・命令表・暗号 | なし |
英語が入っている形式と入っていない形式があります。 ここも夏の結果から確認しておくと、秋の練習の当て先が変わります(英語が出るWEBテストはどれか)。
秋までにやることを1つに絞る
9月にやることを増やすと、どれも中途半端になります。切り分けの結果に応じて、次のどれか1つに絞ってください。
- 時間が足りなかった → 同じ形式を時間を計って解き直し、捨てる問題を決める練習をする
- 科目を取り違えていた → 公開ページの科目名に合う練習に差し替える
- 形式が分からないまま受けていた → 秋の案内が来た時点で形式を特定する手順を作っておく(自分が受けるWEBテストの形式が分からないときに確認する順番)
形式ごとの科目と解き方は普通の就活記録 WEBテスト解答集(1,480円・税込・買い切り)に主要17形式ぶんをまとめています。夏に当たった形式が1つでも分かっていれば、そこから引けます。
よくある質問
Q. 落ちた原因がWEBテストだったかどうかも分かりません。
企業は選考の理由を出さないので、そこは確定できません。分かるのは、テストセンターについてのよくある質問の記載までです。受検結果は「全ての検査が完了した時点で企業に送信されます」と書かれていました。原因を当てにいくより、自分の側で再現できる時間配分から直すほうが早く進みます。
Q. 夏と同じ企業を秋にもう一度受けられますか?
企業ごとの応募条件によります。案内が来た場合、テストセンターには前回結果を送信する仕組みがあります。「過去1年以内にテストセンター(オンライン会場含む)で受検したことがある方は、前回の受検結果を企業に送信することができます」と書かれていました。
Q. 秋までに何時間くらい必要ですか?
必要な時間は、切り分けの結果で変わります。時間配分の問題なら、同じ形式を数回計って解き直すだけで手応えが変わることがあります。科目を取り違えていた場合は、数回の解き直しでは足りません。その科目をゼロから積むぶんの時間が要ります。
Q. 複数の形式に落ちました。全部やり直しますか?
秋冬に受ける可能性が高い順に1つだけ選んでください。所要時間も科目も形式ごとに違うので、まとめて対策するとどれにも半端に当たります。